ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

2018-01-01から1年間の記事一覧

マーク・ボランの誕生日に因んで Marc Bolan

昨日9月30日は、1977年に交通事故で死んだマーク・ボラン(=T.REX)の誕生日だったそうだ(享年29) ついさっき知った 命日が9月16日だというのも、同様にさっき知ったことだ 以前から「僕は30歳まで生きられないだろう」と言っていて、実際に30歳の誕生日の…

書店のブックカバーに想う

新品の本を買う時、店員さんに 「ブックカバーはお付けになりますか」 と訊ねられると、 「袋でいいです」 と答える それが書店側にとって良いのか悪いのかは分からないが ブックカバーが掛けられてしまうと、後で何の本だったのかが分かりにくくなるからだ …

久しぶりにロッテリア

先日、妻と娘と三人で、ロッテリアのハンバーガーを食べた 妻も俺も何十年振りだろうか、娘は初めてだった 美味かった ここ何年と、ハンバーガーと言えばマクドナルドだ 価格によるところが大きいのだが、子供たちはマックしか知らないようなものなので、自…

ジェフ、ビックリィしたよぉ Jeff Buckley

ジェフ・バックリー『Grace』(1994年)を先月初めて聴いた 1994年にデビューして、その3年後の’97年に不慮の事故で死んでしまったジェフ・バックリーの、生前に発売された唯一のアルバムだ 物凄く良かった 死んで20年にもなり評価もあらかた決まったという…

ジラフマンの生の声

さて、ブログを始めて早一年 記事も100個ほど書いて、我ながら大したもんだと思っていたが、全然少ないのな 毎日更新なんてしてないしね 勉強のつもりで『今週のブログランキング』なんてのを覗いてみるけど、いや~皆さん凄いね 馬の耳に念仏で、勉強にもな…

つぶれるまで 22:逡巡

給料はその後、まだ振り込まれていない たぶん19日になるんじゃないかと思う そして店舗閉店の計画は難航中 その店舗は某大型SCにあるので、まあ簡単には出られないだろうと想像していたが 最低半年前の申請が必要で、それができない場合は半年分のテナント…

ギター・コレクション一挙公開

今回はわたくしのギター・コレクションを紹介してみよう 興味のない方には「ふ〜ん」で終わってしまうのは承知の上だが、まあそう言わずお付き合い願えませんか… 1:ジャズマスター(フェンダー・ジャパン) 19歳の時の1984年に購入、当時7万円 それ以来ず…

島田紳助の金言

島田紳助が芸能界を引退して七年になるらしい 俺は好きだったが、嫌いだという人も周りには多かった 嫌いな理由は、まあ分からないでもなかったけど 今朝ネットで「62歳 島田紳助 隠居生活を語る」なんていうデイリー新潮の記事を読んだ 芸能界復帰のつもり…

つぶれるまで 21:閉店決定

Do you remember ♬ の September は9月に入りまして、わが社は一体どうなっていくのか、といったところでございます 以前お伝えした通り、今月一杯で一人退社し、11月にはもう一人産休に入ることが決まっている訳なんです そこで社長の出した答えは、一店舗…

涙の理由は平成最後の夏とは無関係で恐縮です

大岡昇平『証言その時々』を買ったのは今年の1月で読んだのが6月頃 タイトル通り、その時々に新聞や雑誌に発表した雑文集 1937年4月の『文學界』に載ったものからスタートして1986年8月『読売新聞』掲載分まで、ついでに「あとがき」の1987年6月まで強引にカ…

明智光秀の子ども向け伝記がある

例によってブックオフを冷やかしていたら、講談社の子ども向け伝記シリーズの中に明智光秀の巻(浜野卓也著)を発見、驚いた 明智光秀って織田信長を裏切った男として有名な訳だから、偉人伝のシリーズに取り上げられるのには少し違和感がある、と思ったのだ…

つぶれるまで 20:人員不足〜閉店へ

取り敢えず給料は出ている だからこれ以上望むべきものなどないのだ、と自分には言いきかせている が、正直言ってもうやる気など微塵も無い 自分ではそんな心の状態を外には出さないよう気をつけてはいるが、どうなんだろう この前、来店した高齢の方からお…

年齢問題 20年周期説

妻がもうすぐ40歳になる 俺は40歳になった時、なんとも言えない感慨にふけったものだった あれは何だったのだろう いよいよ俺ももう若くないな、もうオヤジだな、といったような気持だったのかな もう思い出せない 個人的なところでは、20歳になる時はなんと…

甲子園の怪物 江川卓について思うこと再び

夏の甲子園、今大会は記念すべき100回目だそうで、出場校も多い 主役はもちろん出場校の球児たちであるが、それでもやっぱり「レジェンド始球式」ってなんだか感動的だ 松井、桑田、大魔神佐々木 水野がいるってのがまた嬉しい 牛島や定岡までいるじゃないか…

遺伝偏重の考え方に対して

知的能力も含めて多くの能力が遺伝する、つまり遺伝でほとんどが決まるから努力はあまり意味が無い、というような事を書いた本が今話題となっているという その本の事は知っていたが手に取った事が無かったから、ざっと立読みしてきた でも所詮立読みの斜め…

つぶれるまで 19:また今月も入らない

はい、月初恒例の倒産ドキュメント、「つぶれるまで」 ではまず前回の結果報告から その後、給料は無事入りました ま、入ってなければ今頃会社を潰す活動に入って、その報告をしていた訳ですが さて、今月の給料はどうかというと… やっぱり入っておりません …

かわぐつとじどうしゃ ドレミファブックの思い出

世界文化社から出ていた『ドレミファブック』という、レコード付き絵本をご存知だろうか 調べたところによると昭和44年出版のようだ(当時俺は四歳だったということになる) 全21巻、レコードA面に童謡、B面に童話を収録 俺はこの『ドレミファブック』によ…

大岡昇平と堀辰雄

中央公論社「世界の文学」第9巻、スタンダール『パルムの僧院』の月報で、深田久弥が「『パルムの僧院』の一場面」と題して、訳者である大岡昇平に絡めた一文を寄せている それによると深田のフランス語の先生は二人いるという 一人は堀辰雄、もう一人は大岡…

熱中症に気をつけましょう

暑い 熱中症で搬送された人が二万人を超えたとか 例年に比べてどうなのかは分からないが、とにかく凄い人数である事に変わりはないだろう 子供たちや両親には水分補給をうるさく言っている もともとアイスなんか食べない俺だが、家族が買うとなると食べたく…

人には人のノスタルジー

最近は仕事の絡みもあって月に3回くらいは実家に帰る そして夜の8時半頃に実家を出て、車で1時間程かけて現在の住まいに戻るのだが、その際いつも少し遠回りになる出身小学校の近くを通って帰る そこはひっそりとして、時間が時間だからほとんど真っ暗な…

無気力な精神状態時の個人的な対処法あれこれ

どうも七月に入った辺りから、何事に対してもやる気がおきないというか、全体的にモチベーションが上がらない 夏バテとも違う 十代の頃から、自分でもどうしたらいいのか分からないくらいの無気力に襲われることがよくあり、鬱病ではなかろうかと本屋へ調べ…

ナイアガラへの旅

最近は大瀧詠一を繰り返し聴いていた とは言っても『Best Always』というベスト盤なので、大瀧塾の門前でウロウロしている状態に過ぎないが ミリオンを記録した大ヒットアルバム『ア・ロング・ヴァケーション』の曲は何となく大体知っていたけどそれきりだっ…

つぶれるまで 18:給料振込までの長い道のり

9日に振込むとしていた給料は17日まで待ってほしいと社長から連絡がきた 予測通りではあったが 9日まで、なんていうのは単にその場しのぎの言葉であった 以前にも書いたが、ウチの会社は給料日が月2回に分けられている テナントで入っている店舗の売上が15日…

バブルだけではない1980年代の貴重な証言

香山リカ2008年刊行の『ポケットは80年代がいっぱい』をようやく入手した 現在絶版だからレア本だって訳じゃないだろうけども、なかなか安く出ていなかった ご存知、香山リカは精神科医で、沢山の著作があり、またテレビのコメンテイターとしても活躍してい…

つぶれるまで 17:続く給料遅配と重要人物の退社

性懲りも無く、なんて言うと何だかコミカルな感じがするので、言葉の選択としては不本意だが、まあ兎に角ウチの社長はまたしても、社員の給料より取引先への支払いを優先してしまった さっそく社長に電話をかけ、恫喝してやった 社員の給料に手を付けるって…

反時代的妄言(謙虚に)

東京都独自の受動喫煙防止条例案が可決・成立した 国の規制よりも厳しい内容だそうだが、タバコを吸わず、東京在住でもない俺にしてみれば、さしあたりどうでもいい事だ タバコを嫌う人は、煙がぽわ〜んと臭ってくるのも嫌だろうから、どんなに規制を厳しく…

坂本龍一と Miles Davis "Quiet Nights"

マイルス・デイヴィスがギル・エヴァンスと共作した Quiet Nights (1962) が500円だったので購入した 有名なジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスなんて人がいるので紛らわしいが、ギルの方も同じくピアニストで、また兼アレンジャーである(実はなんと、ビ…

今年の四葉のクローバーと多様なる植物の世界

毎年わが家の周りには、様々な雑草が生えてくる まだ今のところは、それほどでもない状態だが、だんだん夏らしくなってきたので、そろそろ見苦しくなってくるだろう そうなると除草作業が億劫だ さて、今年の四葉のクローバーはどうだろうかと思って見に行っ…

喋り方いろいろ 業界には業界の決まり文句があるという

いやはや、6月19日のワールドカップの日本初戦の対コロンビア、まさか勝つとは思わなかった 俺はサッカーに詳しくないので、こんな事を言う資格はないんだけど、5-0くらいで木端微塵にやっつけられると思っていた 素晴らしい! 次のセネガル戦も、もしか…

Technopolis “Tokio” 変遷史

東京=Tokyo=Tokioを、一般に認知させたのは、沢田研二かYMOであるという事に、恐らく誰も異論はないだろう(アイドル・グループTOKIOよりずっと前の話) YMOは坂本龍一作「Technopolis」を「ト・キ・オ」と、ヴォコーダーという機械によるロボット・ヴォイ…