いやはや、6月19日のワールドカップの日本初戦の対コロンビア、まさか勝つとは思わなかった
俺はサッカーに詳しくないので、こんな事を言う資格はないんだけど、5-0くらいで木端微塵にやっつけられると思っていた
素晴らしい!
次のセネガル戦も、もしかして、なんて気持ちになった
ところで、サッカー選手のインタビューなどでのしゃべり方はどうして皆同じ感じなのだろうと思っていた
他のスポーツ選手とは明らかに違う
早口でクールに、笑顔を見せることもあまり無く(この前の原口は笑顔だったけどね)
そして気になるのは「~ですし」
ネットでちょっと調べたら、「~でね」とか「~ね」が特徴的だと感じている人が多そうに見えたが、俺は断然「~ですし」だ
あれは、たぶん誰かのしゃべり方が徐々に浸透したものなんだろうけど、最初は誰なんだろうか
少しだけ気になる
それとついでに気になったのが、西野監督の「ストロング」
それでも、「ストロング・ポイント」とか「ストロングな部分」くらいなら、まだいいんだけど、「ストロングというものを~」とか「ストロングを〜」となってしまうと、もう気になって仕方ない
それ「強い~」とか「強さ」じゃだめなのか
いや、かっこいいのは「強度」だと思うけどな(個人的見解)
だいたい「ストロング」って形容詞だから何か変に聞こえるのかもしれない
だからって「ストレングス」なんて言うと気障なんだよな…
気になるしゃべり方といえば「~だと思っていて」
フジの「とくダネ!」によく出ている、社会学者の古市憲寿(としのり)のしゃべり方として最初は気になったんだけど、結構使ってる人は多いみたいだ
何か澄ましてて、「何だお前」って感じになるけど、若い人の知的風なしゃべり方の流行なんだろうか
またまたついでながら、我が家では親しみを込めて彼を「古市くん」と呼んでいる
最初見た頃は嫌悪感を感じてたんだけど、だんだん馴染んできて、最近じゃ「あ、古市くんだ」というところにまで来てしまった
芸能人の話し方で気になるのは、なにかっていうと「~でしたね」の「ね」
この「ね」は、サッカー選手の「ね」とは違う使い方
それと、たまに耳にする「~という自分がいた」
「アーティスト」ってのも気になるけど、それをさらに「アーティストさん」
あとは、同業なのに「役者さん」「俳優さん」「芸人さん」
俳優が「お芝居」っていうのも気になる(「芝居」を大切にしているっていう意味?)
何でもかんでも「~させていただく」をくっ付けるのは、一頃よりも減ってる感じがするのでスッキリした
ただ、どれもある種の「リスペクト」がそうさせている訳ですし、文句をつけるような事ではないと思っていて、ただ何故そういう使い方になるのかに関心を持つ自分がいましたね
と、まぁこんな風になる訳だ
ところで俺は「日本語を守りたい」派ではない
しかし、おそらく20年後くらいには、日本語は絶滅が懸念されるローカル言語になっている可能性があるから、今のうちに「日本語」を慈しんでおきたい気持ちはある
(敬称略)