ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

かわぐつとじどうしゃ ドレミファブックの思い出

世界文化社から出ていた『ドレミファブック』という、レコード付き絵本をご存知だろうか 調べたところによると昭和44年出版のようだ(当時俺は四歳だったということになる) 全21巻、レコードA面に童謡、B面に童話を収録 俺はこの『ドレミファブック』によ…

大岡昇平と堀辰雄

中央公論社「世界の文学」第9巻、スタンダール『パルムの僧院』の月報で、深田久弥が「『パルムの僧院』の一場面」と題して、訳者である大岡昇平に絡めた一文を寄せている それによると深田のフランス語の先生は二人いるという 一人は堀辰雄、もう一人は大岡…

熱中症に気をつけましょう

暑い 熱中症で搬送された人が二万人を超えたとか 例年に比べてどうなのかは分からないが、とにかく凄い人数である事に変わりはないだろう 子供たちや両親には水分補給をうるさく言っている もともとアイスなんか食べない俺だが、家族が買うとなると食べたく…

人には人のノスタルジー

最近は仕事の絡みもあって月に3回くらいは実家に帰る そして夜の8時半頃に実家を出て、車で1時間程かけて現在の住まいに戻るのだが、その際いつも少し遠回りになる出身小学校の近くを通って帰る そこはひっそりとして、時間が時間だからほとんど真っ暗な…

無気力な精神状態時の個人的な対処法あれこれ

どうも七月に入った辺りから、何事に対してもやる気がおきないというか、全体的にモチベーションが上がらない 夏バテとも違う 十代の頃から、自分でもどうしたらいいのか分からないくらいの無気力に襲われることがよくあり、鬱病ではなかろうかと本屋へ調べ…

ナイアガラへの旅

最近は大瀧詠一を繰り返し聴いていた とは言っても『Best Always』というベスト盤なので、大瀧塾の門前でウロウロしている状態に過ぎないが ミリオンを記録した大ヒットアルバム『ア・ロング・ヴァケーション』の曲は何となく大体知っていたけどそれきりだっ…

つぶれるまで 18:給料振込までの長い道のり

9日に振込むとしていた給料は17日まで待ってほしいと社長から連絡がきた 予測通りではあったが 9日まで、なんていうのは単にその場しのぎの言葉であった 以前にも書いたが、ウチの会社は給料日が月2回に分けられている テナントで入っている店舗の売上が15日…

バブルだけではない1980年代の貴重な証言

香山リカ2008年刊行の『ポケットは80年代がいっぱい』をようやく入手した 現在絶版だからレア本だって訳じゃないだろうけども、なかなか安く出ていなかった ご存知、香山リカは精神科医で、沢山の著作があり、またテレビのコメンテイターとしても活躍してい…

つぶれるまで 17:続く給料遅配と重要人物の退社

性懲りも無く、なんて言うと何だかコミカルな感じがするので、言葉の選択としては不本意だが、まあ兎に角ウチの社長はまたしても、社員の給料より取引先への支払いを優先してしまった さっそく社長に電話をかけ、恫喝してやった 社員の給料に手を付けるって…