ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

つぶれるまで 31:ここに来て、またも新事実発覚

もう、ウチみたいな三流会社になると、信じられないような新事実がひとつばかりじゃなく次々と出てくる

会社名義の不動産が有料駐車場となっていて、そこの賃料が前々社長の母親に振り込まれていて、かつその税金は会社で払っていた、というのは昨年末に判った事だ
 
そして先日、更なる新事実が発覚した
ウチの会社は、現社長と前社長が共同経営者となっていて、倒産したときの負債はそのふたりに行くものと、我々社員は思っていたのだが、実際は現社長の単独経営で、前社長は単なる役員扱いだったのだ 
だから、前社長が前々社長へ金を横流ししたりなどの(上の不動産の件もそうだ)不正行為はウヤムヤのまま、現社長が全てその責任を被ることになる
  
ま、我々社員には直接関係の無い事柄ではある
しかし、小狡く不正な事をやってきた奴への報いとして、会社が倒産した時は、前社長も負債を抱え、自己破産の憂き目に会うものと我々は思っていたのだ
 
 
前社長は現在、鬱とやらで障害年金を受給しながら、社員に対して行っていた不正行為の罪からばかりか、倒産後の弁済の責任からも逃れて、ノホホンと自宅療養している*1
 
自宅療養中のヤツの生活に何が起ころうと、特別な変化は無いだろうが、せめて自己破産でもなんでも、何らかの責任は取って欲しかった
それは、鬱になり自宅療養の身になった程度で帳消しにできる事だとは思えないのだ
 
ヤツの鬱とやらも、所詮は自らの原因によるものである
肥大した自我と現実の折り合いが付かなくなっただけの甘っちょろいもので、決して会社のため、社員のために努力した結果ではない
謝罪も、横流しした莫大な金の返済もなく、特別背任などの罪にも問われず、我々から見たら、ただコソコソ逃げただけである 
 
 
これは心の病に苦しむ人間に対して、あまりにも酷な評価だろうか
そうかもしれない
また、鬱という病に対する認識の浅さを指摘される方もいらっしゃるだろう
そういった方たちには、申し訳ありません、としか言いようがない
しかし前社長に対しては、少しもそんな気持ちになれやしないのだ
 
 

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ただ、そうなるとよく分からないのは、どういう訳で前社長は、この会社に居続けたのだろうか、という事
現社長へバトンタッチした時点で、鬱を名目に会社からトンズラすれば良かったのではないか
そこは彼の責任感から来るものだったのだろうか
そう捉えた方が自然だろうか
 
そして、どうしてまた爺さん(現社長)は、単独経営を呑んだのだろうか
当時だって、いかに会社が危ない状況であるかくらい分かっただろうに
それもまた、責任感からきたものだったのだろうか
そのうえまた、何でその事を社員に黙ったままでいたのだろう
社員の反発を恐れてなのか
 
長くなったから、この辺でおしまい
今更こんな事どうこう言っても遅いしね
 

*1:正確にはどういう病名となっているのかは不明