ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

ご近所温泉依存症

自宅から歩いて5分ほどのところにある温泉のことは前にも書いた

そこは住宅街の外れにあり、隣はゴルフ練習場である

だから昼食も取れるし、夜は居酒屋代わりにも使える

ご近所というのがミソで、今年に入ってから何度か行っている

s-giraffeman.hatenablog.com

 

 

休みの日とはいえ、いろいろ身辺が慌ただしく、何となく心が落ち着かない

本を読む気にはなれないし、テレビやパソコンばかり見ているのも嫌だ

かといって映画観るのも何となく面倒くさい(何を観るか考えるのが面倒なのだ)

 

そんな時に思い浮かぶのが、この温泉

よし、温泉につかりながらアレコレ考え事でもしようか

特にいい考えが浮かぶとは思えないが、家でダラダラしているよりはいいだろう

何も考えられなければ、それはそれで結構なことじゃないか

 

何だか、ほとんど依存症に近い感じもする

そんな「癒し」なんかを求めたりして、俺も老いたものだな

平日の日中だからか、温泉客は見事に年寄りばかり

この50過ぎの俺などでも、明らかに最年少だ

 

 

それにしても、ついつい見てしまう他人のブツ

中には、「嘘だろ」ってくらいの巨大なブツを持った爺さんがいる

いくら相手が伸縮自在とはいえ、役に立つのか、ってレベルだ

若い時からそうなんだろうか 

一方で、「何それ」ってレベルの巨大な乳房を持つ婆さんをよく町で見かける

若い時からそうなのかな、なんて思うのは同じ事

 

どちらも、年取ってからの「ご褒美」なのだろうか

知り合いにはいないし

いや、いたって聞けないし

だって、あのレベルの若い人なんか見たことないよ

 

 

f:id:s-giraffeman:20190207095903j:plain

 

 

ちょっと待て、俺はこんな事を考えに温泉に来たのではない

もちろん湯治のつもりでは更にない

身の回りに起こる諸問題への対処法を考えに来たのだ

そして不安定で、ささくれ立った我が心を立て直す場として温泉を選んだのではなかったのか

 

ただこの調子では、休みの日はご近所温泉に行かない事には始まらない、みたいな事になりそうだ

正体不明の「癒し」などというものを俺は求めているのだろうか

アスリートの「ルーティン」ならばいざ知らず、こんな依存症的に習慣化してしまうと、思考停止に陥るだけだ

注意しなければならない

 

だいたい「癒し」って何なのよ

一時的な現実逃避にしかなるまい

現実から目を背けても何とかなる程度の困難しか持っていない、お気楽な連中の遊びではないのか

少なくとも俺に、そんな事で遊んでいる余裕などは無い

率直に言って、「癒し」などというものは、いかがわしい新興宗教的なものだと思っている

時間と金が無駄に消費されていくだけの娯楽に過ぎないのだ

 

 

いや、そんな事なんかどうでもいい

俺は疲れているのかもしれない

また危うく無益な思考に身を任せてしまうところだった

やっぱり次の休みは温泉に行くべきかもしれない