それで生年はというと1564年だから、おそらく享年52
誕生日も本日の4月23日であろうとされている(諸説あり)
日本では戦国時代と呼ばれる時代、室町幕府が末期状態にあった頃から江戸時代に入って、大坂夏の陣の翌年までとなる
同い年には、ガリレオ・ガリレイと日本史の授業でも習ったウイリアム・アダムス、別名・三浦按針がいて、徳川家康は同年に没している
ま、われわれ素人は、シェイクスピアは約450年前の今日生まれて、約400年前の今日死んだ、という事でよくはないだろうか
ちなみにシェイクスピアの生年と歿年については、「ヒトゴロシの芝居をイロイロ書いた」という語呂合わせがあって、うまいこと考えるもんだな、と感心する
シェイクスピアは、20代の頃の記録が残されておらず、その間に誰か別の人物と入れ替わったのではないか、なんていう話もある
田舎町出身で教養もない男がナゼに、という訳だ
シェイクスピア=フランシス・ベーコン説というのが有名で、夢はあるが、まあ多分ガセでしょう
ベーコンの他にも何人かいる訳だが、われわれ素人があまり首をつっこむ話ではないだろう
そもそも俺にしたって、シェイクスピア作品なんて数えるほどしか読んでいないんだから、そこに関心を持つよりは、もっと作品そのものに触れるべきだろうな…
以上のことは、最近読んだ河合祥一郎『シェイクスピア』に書かれていたことだ
シェイクスピアについて書かれた本を読んだのは、阿刀田高『シェイクスピアを楽しむために』に次いで2冊目
読んだきっかけは、ブックオフで110円で買ったから…
シェイクスピア作品で有名なもののひとつとして『ロミオとジュリエット』
そしてそれを元にしたミュージカル映画『ウエストサイド物語』(1961年)も有名だが、その音楽も有名だろう
俺は映画の方は中学生の頃(約40年前)にテレビで観たっきりだが、結構覚えていて、後年サントラ盤も買った
作曲は、かのレナード・バーンスタイン
この頃はまだギリギリ「古き良きアメリカ」時代なのか、そんな感じのする音楽だ(偏見か)
有名なのは「Tonight」、あと「Something's Coming」はトッド・ラングレンのカヴァーもある
そしてこの中で特に好きなのが「Somewhere」
映画でこの曲が歌われた事など、実は全く記憶にないが、2003年のイアン・マッカロクと2004年のデヴィッド・シルヴィアンによるカヴァーが大好きなのだ
それもあって『ウエストサイド物語』のサントラ購入に至ったのだった
デヴィッド・シルヴィアンの方はエレクロニカ、イアン・マッカロクはシンプルなアコースティックの、どちらも彼ららしいアレンジで、まるでオリジナル曲みたいに聞こえる(のは俺だけか)
実はトム・ウェイツのカヴァーを先に聴いているんだけど…印象はあんまりない
2003年は長男が生まれた年だから、その思い出も加わってるんだな、きっと
Ian McCulloch (Echo & the Bunnymen) sings Somewhere from West Side Story
そういえば『ウエストサイド物語』は、スピルバーグでリメイクされるそうな
音楽のクレジットがバーンスタインとなっているけど、そのまま使うのだろうか
オリジナルはもう一度観てみたいが、新しい方はどうかな…
岡江久美子が今日、新型コロナによる肺炎で亡くなった
今月6日から入院していたらしい
志村けん同様、ずっとテレビに出続けていた人だし入院などの情報もなかったから、かなり驚いた
すごくきれいな人だな、と高校生の頃から思っていた
そして、ずっときれいな人のままだった
冥福を祈る
(敬称略)