ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

カメレオンズやフェルトのことなど あるいは近所住まいの見知らぬ同志

相変わらず休みの日はブックオフに行って本・CDチェック(パトロール)をしているが、108円の本なんかで少しでも引っかかるものがあるとついつい買ってしまう そんな安い本が大量に家にはあり、一体読むのはいつになるんだと自分でも呆れているが、職を失う…

大村憲司の『春がいっぱい』CD版を遅ればせながら遂に入手しましたの巻

大村憲司のギターが好きだ もちろん好きなギタリストは他にも沢山いるが、技術・音色・音楽性などなど総合的に考えると大村憲司がナンバーワンである YMOのサポート・メンバーだった頃は俺が中学生の時で、リアルタイムで夢中になっていたから尚更なのだが、…

中西俊夫の命日に因んで

2月25日は、昨年食道癌で亡くなった元プラスチックスのヴォーカル・ギターにしてイラストレーターでもある中西俊夫(Toshi)の命日だった 享年61歳 闘病生活がSNSで公表され、治療のためのチャリティ・シングルの発売などもあったようだが、それを知った…

我がアイドル坂本龍一 映画『CODA』を観て

坂本龍一のドキュメント映画『CODA』を観てきた 監督はスティーヴン・ノムラ・シブル 東日本大地震後の被災地訪問のシーンに始まり反原発デモ、癌罹患、休養後の仕事復帰から現在までの約5年間の行動や発言の合間に過去の映像が挟み込まれる 初期YMOのライブ…

新春ブックオフでの買い物 あるいはピエール・バルー『サ・ヴァ、サ・ヴィアン』ボーナス・トラックの謎

休みの日は必ずブックオフへ行く 日によっては2、3店舗ハシゴするのだが、我が家ではそれを「パトロール」と呼んで呆れている 店員にも「また来た」と思われているかもしれない ああ恥ずかしい それはそうと新年早々ちょこちょこ買ってしまった 買った内容…

2017年の収穫は『ペット・サウンズ』

2017年ももう終わる そこで今回は、個人的あくまで個人的な今年の収穫と思うものを書いておこう 今年の収穫なんて言っても、そう毎年あれこれある訳じゃないし、今年も例外ではないのだが、でも一つだけ、これっていうのがある ビーチ・ボーイズ1966年作の『…

江川卓についての覚え書き

とにかく江川が好きだった 俺の友達も、それぞれ贔屓のチームは違っても江川の事はみんな好きだった プロ入団時の所謂「空白の1日」事件で、江川は日本中の怒りを買った格好となり、アンチ巨人以上にアンチ江川がいるかのような新聞やテレビの報道ではあった…

死ぬまでに読んでおくべき本の事

世間にはどれ位の「読書家」がいるのだろうか(この場合、文筆家とか学者など、本を読むのが仕事の人は除外する) そもそも「読書家」というのはどの位読む人の事をいうのか、俺は知らない年間に300冊以上読む人、1冊読むかどうかの人、様々いる中で俺は「読…

矢沢永吉『成りあがり』の事 あるいはパラレルワールド

俺がロックやポップスを中心に音楽を積極的にというか意識的に聴き始めたのは中2の冬休みからで、キッカケは友達の家で流れていたYMOだった勿論それまでも歌謡曲や所謂「ニューミュージック」なども聴いていたし、好きな歌も沢山あったちょっと列挙してみる…

オーウェル『1984年』読了記念

たかが小説ひとつ読み終えただけで「記念」と銘打つのには訳があるジョージ・オーウェルの『1984年』は俺の「死ぬまでに読んでおくべき本」リストの中にずっとあった作品だったからだ高校生の頃に、この小説に触発されてデヴィッド・ボウイが『ダイヤモンド…

田川建三健在

新約聖書学者である田川建三のホームページが2年程更新がなく、気に掛かっていた新約聖書全訳に取り掛かっている中、あとは「ヨハネの黙示録」の巻を残すのみになっていたので、尚更でも、遂に全訳刊行の運びとなり、ホームページもやっと更新された 聖書に…

ブログの始まり

これが第一回目の配信となります初めまして まずは簡単にプロフィールを 昭和40年生まれのもうすぐ52歳妻と子ども2人と暮らすサラリーマン子供は中2と小5 趣味は読書と音楽鑑賞無類の猫好き(ただし飼ってはいない)ついでに言ってしまうと、好きな食べ物…