ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

倒産(つぶれる)まで 10

どうにか1月を乗り切った

大抵の小売店は12月の売上が1番高いのだと思うが当社も同様で、しかも売れた商品の殆どが委託在庫なので支払いが翌月になる為、 1月の売上次第ではいよいよダメになる可能性が高まっていた

 
しかし安心する間もなく、1月を乗り越えると次は魔の2月、売上は1月中旬以降下がっていき、年間最低にまで落ち込むのは例年の事で、その2月をいかに乗り切る事ができるかどうかに今後のわが社の存続が掛かっている
と言うのは3月からは徐々に売上は相対的に上昇して来るので、2月がクリアできれば6月位まではもつかもしれないから
 
うちの場合の自転車操業タイプだと、こんな所で苦労しなければいけないのだ~つまり売れたら売れたで真っ青ってやつね
 

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という訳でどうにか乗り切ったものの、陰で大問題が起きていた
当社が給料遅配になってから入って来た社員やパートさん3人分の給料が払えなくなったのだ
 
整理して言うと、まずその3人は元からいる社員とは給料日が違う
そして我々は二分割で給料が振り込まれているが、その3人は月末近くの「給料日」に一括で振り込まれる事になっている
 
今まではどうにか少し遅れながらでも一括で振り込めていたのだが、今回はその「給料日」までに手続きができなかったばかりか、月末までに振込む為の金の工面も厳しかったらしい
 
そこで我らが社長が、その3人に電話で給料遅配の謝罪と合わせて、あろう事か二分割で払わせてくれと、誰にも相談なしで言ってしまったのだ
社長が誰にも相談なしで、と言うのも色んな意味で変な話だが、ともかくその事を聞いた我々は、なんて事言ってくれたんだと激怒して、その3人分の給料を売上から回して無事に振込む事ができたのだった
 
しかし一度そんなことを言われてしまったらもうお終いだ、こんな事ではこの会社にはもういられない、まずはハローワークへ行って職探しだ、ともらしていたが、そうなるのは当然のことで分かりきった事だ
 
自分は多額の年金を貰って特に不自由もなく暮らしているせいか、よその家の生活がどのようなものなのかが全く想像できないようなのだ、本当に
 
しかもこれ以上スタッフが減ったらどうなるのか、社長は仕方ないだろうと言っていたらしいが、社長がどうにかできるはずもなく、結局は社員の負担が増えるだけなのに
 
 
今回の様に我らが社長は人の心というものが分からないのだろうか、と思わざるを得ないような事をしばしば言ってしまう
根っこにあるのは、正直に告白すれば許してもらえるという素朴な信念・信仰・誠意・哲学(ワシントン主義?)のようだが、それは自分本位というものだ、という事がどうしても分ってくれない

  

 
先日「はれのひ」問題があったばかりだが、あの報道にうちの社長は何も感じるところは無かったのだろうか~どうやら何にも感じてなさそうなんだ、あの爺さん、大したもんだよ、だって自分は正直に事を進めて来ただけだと思っているんだから
 
さっきはつい現実逃避で6月までは持つかも、みたいな事を書いたが、実際の見通しは大変に暗く、いよいよどのタイミングで白旗を上げるべきなのかを具体的に相談しなければならないところに来ている~今のままだと3月かな
あとは社長がどの程度覚悟を決めてくれるかにかかっているが、さてどうなることやら
 
 
それにしても爺さん、どんな事があろうとも家に帰ると嫁と晩酌して上機嫌になってそうなんだよな、大物だよ 
 
老人の残酷なること幼子の如し