俺がゴールデンウィークをいかに過ごしたのかと言うと…
小売店勤めという関係で、GWは基本的に仕事だ
と言っても年々ヒマになってきているので、ここ数年はこんな時期でも休みを入れている
今年の俺はなんと5月2日、3日の連休だった
とは言っても妻は仕事、子供は二人とも部活
そんな訳だから、俺は夕方までひとりで過ごした
何やってたかっていったら、もちろんブックオフに決まっている
ブックオフでは今、3日から6日まで本が全品20%オフのセールをやっている
そこで朝からわざわざ出かけて行ったワケだが、いや〜混んでたね
みんなGWだというのに、ブックオフってどういうことなのか
ま、高速道路の渋滞よりゃいいという考え方もあるけどね
では早速、何を買ったのか公表しちゃおう
このネタ、誰が面白がるのか大いに謎ではあるんだけど、俺が一番面白がっているのかもしれない
買ったものを見せびらかすのって、何でこんなに楽しいんだろうか
- すごいジャズには理由がある(岡田暁生、フィリップ・ストレンジ)¥608
- 神話学入門(カール・ケレーニー、カール・G・ユング)¥288
- 思想のアンソロジー(吉本隆明編著)¥160
- 風の王国(五木寛之)¥80
- 私小説のすすめ(小谷野敦)¥328
以上5冊、合計¥1,464(20%OFF後)の出費でありました
さてこの中の何冊が読まず終いになってしまうのか
俺の予想では、ほぼ確実に2と3だと思うんだけど
ケレーニーとユングの『神話学入門』、20代の頃に読んでみたいなと思っていたけど、今じゃ全く興味のない分野だという、でも安かったから買っちゃった
とりあえず、解説は全て一応読むけどね…
ついでにCDも買った
ただしこちらはブックオフで1枚、ツタヤで1枚
- So (ピーター・ガブリエル)¥500
- 20 Beat Classics (ジョージィ・フェイム)¥108
あとは何軒かの本屋に行き、立ち読み
ネットでも宣伝されていたが、忌野清志郎『ロックで独立する方法』
自分が認められないのは、理解できない世間が悪い、という考え方、いい事言うと思った
これは逆説でもなんでもなく、決意の問題なんだ
ところでキヨシロー、今になっても死んだっていうのがピンとこない
それにしても、死んだ途端に「キング・オブ・ロックンロール」なんて呼ばれてたのには、ものすごく違和感があった
生前、そんな風に言われてたのを俺が知らなかっただけなのか
個人的には、忌野清志郎に「キング」なんていう称号が似合うとは思っていなかったから
命日は5月2日だという、そういえばGW時期だったなと思い出した
河出書房新社・文藝別冊『ジミ・ヘンドリックス伝説』
いつも思うんだけど、この手の特集というといつも小説家なんかが寄稿していて、何故だろう、俺はなんだか嫌だなぁと思ってしまう
それにそういう人たちって、決まってビートルズ、ストーンズ、ジミヘン、ツェッペリンなんかの60年代からせいぜい70年代頭までのロックを語る
まぁ、ロック黄金期だから手堅いわけで、でもそれが却ってつまらない
その後のロックの銀の時代や銅の時代を語る小説家がいてもいいのにね
ジミ・ヘンドリックス伝説 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
- 作者: 河出書房新社編集部
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この特集では保坂和志が書いている
まだ若いんじゃないの、と思って調べると、昭和31年(1956年)生まれ、山梨出身、早稲田大学卒業
いかにもな感じ、でもそんな世代なのか、なるほど
俺、この人の名前は知ってるけど、本は全く読んだことない
そこで一応、不愉快になりながらも、ちょっと読んでみた
…上手いもんだね
今度この人の本、読んでみようかな、なんて思った
(敬称略)