ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

つぶれるまで 14:ツブれるツブれる詐欺か

なかなか会社ってものは潰れないものだなと思う今日この頃

 

ついこの間までは、いつ潰れてもおかしくない状態にもかかわらず、6月までは持つだろうと予想していたが、今では8月か9月までは持っちゃうんじゃないかな、なんて気になってきている

 

 

ツブれるツブれるといい続けてきたにも拘らず、こうしてまだ会社が存続するんじゃ、まるで「ツブれるツブれる詐欺」になってきたみたいだ

それに関してはお詫びのしようもないもないのだが、決して悪気はないので、どうかお許し願いたいと思う

 

 

とはいえ相も変わらず売り上げは減る一方、商品補充もままならず、取引先への支払いも満足にできていない、そんな現状ではあるが

 

商品補充は、支払いの滞っている取引先の温情によっているので、毎月の仕入れなど僅かな量でしかなく、その数もどんどん減っている

 

事務所を構えて取引先とのやりとりをする業務ならまた感じ方は違うのかもしれないが、我々は多くのフリー客を迎えて商売をする小売店なので、文字通り恥をさらした状態で営業を続けている

 

率直な方だと、商品がガラガラの状態に対して色々と言って来たりするので、そんな時は本当に恥ずかしい思いをする

 

会社が存続してくれるのは大変ありがたいが、各方面に恥をさらしたまま続けていくのは苦痛この上ない

 

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ところで、ここまで会社が持ち堪えるなんて考えもしなかったから、すっかり予定が狂ってしまった

今頃は失業中で、求職活動しながらのライト筋トレや読書、子供の勉強を見たり、家のアレコレなどに勤しんでいる筈だった 

 

今のこういう感じというのは「嬉しい悲鳴」とは少しニュアンスの違う感覚だが、何か上手い言葉ってあるのだろか

近いところで「有難迷惑」になるのか…

いや順番としては逆で、迷惑だけど有難い、助かる、そんな感じ

 

 

とか言いながら、失業・求職の時の事や目出度く次の職にありついたとして、その仕事の向き不向きや人間関係など、予想される相当の肉体的精神的負担について、俺はまだまだリアルに想像できていない

 

そんな訳で、とりあえず今の職場をできるだけ存続させるよう頑張るのが結局は得策のようだから、多少の恥は気にしない事だ、ともう一度自分に言い聞かそうか