今、野鳥が流行っているのだろうか
愛読しているブログで、おふたりの方が立て続けに野鳥を扱っていたのだ
そう、そして俺も数年前から野鳥を見るのがナゼだか好きになった
野鳥と言っても、大自然の中で双眼鏡を使って、なんていう本格的なものではない
スズメとかカラスとか、そんな身近な連中だ
ネットで調べるのには限界があるので、鳥の図鑑が欲しいと思っている
何と言っても、川や田んぼで見かけるガン(雁)が好きだ
この前は、田舎道を車で走行中、前の車のブレーキランプが唐突に点いたので何だと思ったら、カモ(鴨)2羽が道路を横断していて楽しくなった
なんて、あいつらがガンなのかカモなのか、よく分かっていないけどね…
実を言うと鳥の名前なんかほとんどよく知らないのだ
田んぼで1羽スックと立って明後日を見つめているシロサギを、ずっと鶴だと思っていたレベルだ(ヒドイもんだね)
そんな程度だから野鳥観察なんて言えるようなものではなく、せいぜいが野鳥見物ってところ
4月にはなんと野生のキジのオスを見たけど、デカくて赤いのよ、びっくりした
この前は車で走行中に、結構デカめの(50cmくらいか)鳥が走って前を横切って行ったんだけど、調べたらそれはキジのメスだった
メスはちょっと気持ち悪いと思った
オス
toraemonさんによる写真
メス
hinaccoさんによる写真
でも、あの時の「ほっこり」とも違う感情は一体何なのか、自分ではよく分からない
恐らくカギは「本能の神秘性」にあるのではないかと思っている
でもそれ、鳥に限った事じゃないワケだが…
一昨年、家のベランダにスズメの巣を作って置こうと計画したが、糞で汚れるとの妻の反対により断念した
スズメを捕まえて飼いたいと思っていたが、野鳥を捕まえちゃダメなんだってね、知らなかったよ
だから日曜日の朝にNHK『さわやか自然百景』を観てガマンだ
カラスも結構好きで、見ていると楽しい
電線で2羽イチャついている奴とか
まるで奴らは人間だな
カラスを英語でレイヴン(raven)っていうのは知っていたが、それは「ワタリガラス」といって、ゴミをあさる「カラス=クロウ( crow )」とは違う種類だということを知ったのは割と最近のことだ
エドガー・アラン・ポーやストラングラーズやルー・リードでお馴染みの "The Raven" は、単なる「カラス」ではなく「ワタリガラス」の事だったという訳だな
ま、そのカラスたちがゴミ漁りの「カラス」だと、なんとなく都合が悪いような気もしてくるね
カラスに関しては、コンラート・ローレンツのカラス飼育奮闘記みたいなエッセイが面白かった
奴らは人に懐くらしいんだね
そういえば、ずっと前に農家のおじいさんが、カラスに餌をやったら畑を荒らしに来る鳥を追っ払ってくれるよ、なんて言ってたけど、それは "raven" なのか "crow" なのか
鳥についてはもっともっと書きたいが、あれを見たこれが好き、みたいなショーモナイ内容になるから、今回はこれくらいにしておこう
オチは何もない(鳥肌実の所属が「ことり事務所」だ、というのも考えはしたが)
そんな訳だから、シメは杉田かおると決めていた
懐かしいですな『池中玄太80キロ』
ご存じない方のために一応説明しておきますと、1980年のテレビドラマで、西田敏行演ずる主人公・池中玄太は新聞社のカメラマンだが、鶴の写真を撮る事をライフワークとしている
杉田かおるはその娘役で、西田敏行の歌う主題歌「もしもピアノが弾けたなら」同様にこの挿入歌「鳥の詩」もヒットした*1
(敬称略)
*1:調べてみると、どちらの歌も1981年のシリーズパート2のものだった、、、意外