ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

スコット・ウォーカーを悼む

ウソ!!

スコット・ウォーカーが死んでたなんて知らなかった!

今年の3月22日だったらしい(Wikiより)

たった今知った

俺いったい何してたんだよ

ネットニュースでも見なかった

普段はヤフーニュースしか見ないから、それに載らなかっただけか…

それにしてもショックだ

いや、76歳だった訳だから、それほど以外ではないだろうけど

 

Scott 1

 

1965年にウォーカー・ブラザーズでデビュー(実は1957年に13歳でマイナーレーベルでデビューしているようでCDも出ている)

アイドル的人気を誇り、「涙でさようなら」「太陽はもう輝かない」「ダンス天国」などのヒットを飛ばす

日本においては音楽誌「ミュージックライフ」で同時代のビートルズより表紙を多く飾ったという

 

バカラック 


The Walker Brothers - Make It Easy On Yourself

 

1967年にソロデビュー

ウォーカー・ブラザーズ在籍時のような50年代ヒット曲やフランスのシャンソン歌手ジャック・ブレルのカヴァー曲に自作曲を交えた、完全に時代錯誤的なアルバムを立て続けにリリース

セールスは振るわなかったようだが、それらはデヴィッド・ボウイを始め、ニューウェーヴの連中、とりわけイアン・マッカロク、ジュリアン・コープニック・ケイヴ、マーク・アーモンドらに多大な影響を与える

 

 

Scott Walker - The Collection 1967-1970

Scott Walker - The Collection 1967-1970

 

 

その後はヒット作も無く、作品リリースも多くなく、また徐々にポップさも薄れ、1995年に突然(11年ぶり)リリースされた『ティルト』はインダストリアル・サウンドにメロディー感の乏しいヴォーカルという、恐ろしい作品であった

その作風は(結果的に)晩年まで続き、ボウイなどと並ぶ最大のカルトヒーローとなったのだった

 

ジャック・ブレルのカヴァー


Scott Walker - Jackie

 

と一応説明を書いてきたが何も考えてなかったので、これ以上続けることができない

YouTubeを挿入してお茶を濁すことになるが

いや本当にショックだ

一昨年、ウォーカー・ブラザーズのボックスセットを買って、ひと夏スコットの声にどっぷりと浸かった

 

Everything Under the Sun

Everything Under the Sun

 

 

 

やっぱりあの低音の深い湿った声が最高だ

60年代のソロアルバムに収録されている自作曲も、信じられないくらいの名曲揃い

70年代後期から顕著になる、アンチポップ路線も過激だったが、まさかあんなところまで進んで行くことになろうとは思っていなかった

あんな人があんなことしちゃったらもう凄いことになるに決まってる

 

自作曲(超名曲)


Scott Walker - "It's Raining Today" from 1969's SCOTT 3

 

『Tilt』より


Scott Walker Rosary

 

なんだか取り留めないな

知らない人には何の事やら分からないだろうな

またいつか改めて書いてみよう

とにかく今更ではありますが、ご冥福を祈って、合唱、R.I.P