ようやく息子の高校受験が終わった
色々あったが、志望する公立高校に合格することができた
偏差値的には50前後の高校なので、何をそんな大袈裟な、とする向きもあろうかとは思うが
いやいや、厳しかったのよ
だから本人にとってはもちろんだろうが、親にとってもこの上なく嬉しい
この数ヶ月は本当に大変だった
志望校といっても、本来の志望校は断念している
しかし、それでも合格できる可能性は決して高くはなかったのだ
何しろ、合格ラインまで50点近く足りないと言われていた訳だから
今回の頑張りは、あいつの今後の人生において、何かしらの糧となるのではないかと期待する
そして親としても、その高校に受からせてやりたかった(「やりたい」という言い方は変だが)
部活で仲の良かった子がいち早く推薦でそこに決まっていたから、という理由が大きかったが、あと実はもう一つ、ウチの子の中学校からは殆ど行く生徒の少ない、こう言っちゃ何だけど、最底辺の私立高校を滑り止めに受けざるをえなかったから(そちらは合格していた)、友達の誰もいない高校生活スタートが可哀想、というやや過保護な理由もあった
もちろん入学金などの金銭的理由もあったが
だからここ2ヶ月位は、俺が息子の家庭教師となって頑張った
塾にやる余裕が無いから仕方ないんだ
といっても、ほとんど英語と数学くらいしかできないが
いや、それだけでも仲々ツラかったので、この合格は俺にとっても達成感がある
なにしろ晩御飯食べてからだと、もう眠くて眠くて堪らなかったのだ
実際のところ、英語はまあまあ教えられたけど、思ってた以上に忘れていたのが数学
これでも数学は得意科目だったんだけどね…
解き方を忘れた、なんてのならまだしも、こんなの習ったっけ、なんてレベルで、かなり限定的な「先生」とならざるをえなかった(たぶん俺の頃と違うんだと思う…けど)
これを機に勉強し直そうかな、なんて思ったくらいだ
いや、思っただけで終わるかな…
ま、そんな事はどうでもいい
ここ数ヶ月の俺の情緒不安定の原因は、間違いなく息子の高校受験であった
何しろ勤め先の危機的経営状況なんか、ほとんど気にならなかったくらいなのだ
ん〜俺の過保護ぶりにもホドがあるな、と反省
でも、3年後に控えた娘の高校受験はもう少し何とかしてやれそうだな、とも思えてきた
やっぱり直前に50点アップさせようというのは大変だし、ムチャだ
いや、必ずしも50点必要って訳でもなかったろうけど
いずれにせよ、娘にはもっと余裕を持って取り組んでほしいな
今回のは、あまりに心への負担があったから
いや、もうこうなったら何でもいいよ
よかったよかった
これでぐっすり眠れるね(寝てたけど…)