ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

悪癖と奇癖のカミングアウト

俺はたぶん、少し潔癖症

たぶん、と言うのは、この程度じゃ少しとはいえ潔癖症とは言わないんじゃないか、とも思っているから

しかしそれがどうであれ、自分のことを潔癖症だろうかと思うのは、ややツラいことではある

 

よく聞く、人の家でごはんが食べられない、なんてことはない

よそのお母さんが握ったオニギリも別に抵抗はない

余談だが、以前テレビで有吉弘行が、よそのお母さんが作ったオニギリには抵抗があるが、よそのお父さんが作ったオニギリはそれほどでもないと言っていた

興味深いが、多少は「ネタ」もあるのかな

 

自分が潔癖症であるという事を表明する人間がたまにいるが、そんな人間とは関わり合いたくない

不潔扱いされるのも嫌だが、何よりそんな奴は、何でも悪いものは他所から来るという考えに凝り固まっており、自分勝手で傲慢な人間だという気がするから

たぶん「こども」のままなんだと思う

そんな奴とは、こちらからもお付き合いは願い下げだぜ

 

 

さてそんな俺だが、恥ずかしながらシャワー、夜と朝の毎日2回、余程のことがない限りは欠かさない

そしてその都度、シャンプーもする

いや、そんなにキレイ好きな訳ではないんだけど

でも1日に2回も髪を洗うバカバカしさ、なんて思ってはいる

 

少し言い訳すると…

俺は髪に整髪料をつけている(ま、つけている人が多いだろうが)

だから、それが髪についたまま寝るのが嫌だというのがある

朝も洗うのは、寝ぐせを取るため、かな、強いて言えば

 

 

ちなみに整髪料、使っているのはジェル

ワックスは髪も手もべたべたするので嫌なのだ

今時ジェルなんてのを買うのも、何となく気恥ずかしいところもあるが…

でも俺は「Dep」世代だからね

 

かつてはヘア・スタイリング・ジェルと言えばDepだった

しかもカラフルでオシャレだったねぇ

いつ頃まであったんだろうか

確か1990年代はまだあった筈

今世紀に入ってからは、もう見かけなくなってたような

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ないことはないようだ(通販サイトより転載)

 

 

閑話休題

この潔癖風なところに俺は、何やら病的なものを感じているのだが(病的潔癖症という意味ではなく、病的な心の作用による潔癖という意味)、今のところはまあ良しとはしている

ただ、なんとなく生命力が減退しているような気がして…

そう考えると深刻な問題だ(やや大袈裟か)

 

あとは我ながら、50過ぎの男のやることではない、と思っている

でも、できることならやめたくはない

そしてそんな自分がイヤなんだ

あぁ、情けない

 

 

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さあ、次行ってみようか

Tシャツの裾の裏側の、縫い目の突起した部分に、親指の爪をあてがい、他の指の腹などを擦ると、なんとも言えない気持ち良さ

そのうち、折り返し部分じゃなくても、擦りつけているうちにTシャツの生地の目が粗くなってきて、そこも気持ちよくなってくる

 

生地にもよる

コットンの硬い感じのものがよく、スポーツ用などのナイロンみたいな柔らかい素材のものは今ひとつ気持ちよくない

そして新品よりも、少しくたびれてきたものの方が好ましい

 

何言ってるか分かります?

図を描いてみたので参照してください

 

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理解の助けになるでしょうか

この癖は、もう記憶にないくらい前の、こどもの頃から続いていて、実家では「ゴリゴリ」と呼ばれていた

高校生の頃などは「ゴリゴリ」のしすぎで、もう着てちゃいけないレベルにまで達したTシャツを布団の中に忍ばせておいて、寝るときにひたすら「ゴリゴリ」していたほどの変態であった

 

この奇癖は今もやめられず、いい感じにこなれたTシャツを着ているときなど、無意識に「ゴリゴリ」している

すると妻がそれを見つけて、俺をマザコン呼ばわりするのだ

そうかな、そうかもしれない…

 

つい最近、「ゴリゴリ」用にうってつけとなったTシャツを、断腸の思いで処分した

俺はこの歳になっても、こうして日々成長すべく頑張っている

 

(敬称略)