ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

もやもやなるままにひぐらし

ここ最近はいろいろ盛り沢山で、心がモヤモヤしている

会社のこと、将来のこと、子どもの受験のこと…

 

 

今日は、家から車で1時間半ほど離れた店舗での勤務だ

ここでは基本ワンオペでOK、というくらいに忙しくないので、いつも本を3冊くらいは持ってくる

持ってくるけど、いつも何だか読む気にならない

仕事中はさすがに落ち着かないから(でも持ってくる)

 

 

この街は寂れて高齢者ばかりが目立つ

高校もいくつかあるけど、若者はどこに行ってるのだろうか

あまり見かけない

 

でもこの前なんか、キャバ嬢みたいな格好した若い子がふたり、しゃがんでタバコ吸いながら話してるのを見て、まだこんなことしてる子がいるんだ…って驚いた

かと思えば稀に、君は本当にこの辺の子なのかい、ってくらい物凄く可愛い子がいたりする

今日はいないな…(失礼)

 

 

 

今日も本読む気しないし、じゃあブログでも書こうか、なんて思ったけど、何にも浮かばないな

浮かばないまま、こうして書いてるんだけど、やっぱり捗りはしないな

それじゃあ安易に、今日車で聴いてきたCDを紹介しておこうか

 

 

 

まずはアイザック・ヘイズの『シャフト』

ブックオフにて500円也

 

これは1971年の『黒いジャガー』という、いわゆるブラックパワー・ムーヴィーの有名なサウンドトラック(映画は観たことありません…)

ジャケットから想像するのは、ゴリゴリのハードなファンクなんだけど、実際はそうじゃない

 

Shaft (Dlx)

 Isaac Hayes (1942-2008)

 

メロウなファンクのブラックミュージック

いくつかアメリカン・ニュー・シネマ風の曲も混じるのは時代かな

このサントラ、ずっと前にラジオで聴いたことがあって、イメージと違うなとは思ってたんだけど、こんなにまで違うとはな

しかし、ジャケットから来る先入観を捨てると、結構イケる(結局それは俺の問題か)

 


Isaac Hayes - Theme From Shaft (1971)

 

 

あとはセックス・ピストルズの『オリジナル・ピストルズ・ライブ』

レコードデビュー前の1976年、ベースがシド・ヴィシャスじゃなくて、グレン・マトロックがやっている

 

俺、パンクにはあまり興味持てないけど、ピストルズは大好きで…

でもライブ盤まで聴きたいとは思ってなかった

 

でも聴いてみたら、意外に演奏がしっかりしてる

音質も気にならなかったし

そしてジョン・ライドンジョニー・ロットン)ってやっぱり歌が上手いね

最高級のヴォーカリストだと再確認

ブックオフで280円のが半額の140円で売ってたから、買っちゃった

s-giraffeman.hatenablog.com

 

この勢いで、今日持ってきた本も紹介しよう

ちなみに全てブックオフで108円で購入

沖浦和光『幻の漂泊民・サンカ』

阿刀田高『やさしいダンテ〈神曲〉』

渡部昇一『講談・英語の歴史』

 

 

沖浦のサンカについての本は、まだ半分しか読んでないけど、ゾクゾクするくらい面白い

一応説明すると「サンカ」とは、日本のいわゆる被差別民の人たちで、でも詳しい事がよく分かっていない、正に「幻の漂泊民」なのだ

これについては、いつか改めて紹介しようかな 

幻の漂泊民・サンカ (文春文庫)

幻の漂泊民・サンカ (文春文庫)

 

 

阿刀田高のはまだ読んでないけど、間違いないでしょう、きっと

ダンテ『神曲』は30年以上前に一度通読したけど、面白いと思ったのは御多分に洩れず「地獄編」だけだった

で、この本で再入門しようと思って(人生の半ばはとうに過ぎたけどね)

ついでながら…素晴らしい曲という意味で「神曲(かみきょく)」なんて言ってるヤツいるけど、何でも「神」付けてんじゃねぇよ、とチコちゃん風に怒っておく

 

 

渡部昇一のは、これも半分しか読んでないけど、難しい事は何もなくて、「へえ」の連続

でも、たぶんすぐ忘れちゃうんだけど

ま、それはそれでいいのだ(忘れたっていいじゃないか)

英語もロクに知らないやつが、英語の歴史の本読んでどうするんだ、という意見はさておき…

 

 

これらのCDと本はみんな先週買ったものだが、どれも当たりと言っていいかな

いい買い物したな、と思ったら何だか元気が出てきた

 

仕事はもう終わる時間

あとは、家帰ってちょっと手直しして、更新だ

ではまた

 

(敬称略)