ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

織田裕二にまつわる個人的な話(知合いではないよ、もちろん)

織田裕二が「月9」に帰ってきた、という触れ込みで今『SUITS』というドラマに出演中だ

そしてそこでは『東京ラブストーリー』(1991年)で共演した、鈴木保奈美と再共演をしており、これまた話題となっている

そういえば『東京~』も再放送になったとか

フジテレビはどれだけ必死なのかと、勘ぐってしまうが、それは余計なお世話というものだろう

いや、俺はどちらも観ていないので尚更ね

 

ところで『東京~』に関しては、当時テレビも少し観たけど、何と言っても柴門ふみ原作で『ビッグコミックスピリッツ』に連載されていた漫画の方が、強烈に思い出される

 

当時の俺は20代半ば、ようやく正社員として働き始めたばかりだったのだが、何と運悪くも、とんでもない失恋の真っ最中だったのだ(ああ、恥ずかしい)

そんな中で読んだのが、漫画『東京ラブストーリー』だったという訳だ

柴門ふみペンネームの元になった、サイモン&ガーファンクルなんかも聴いたりして、当時の俺はだいぶ情緒不安定だった(ああ、本当に恥ずかしい)

ついでながら、サイモン&ガーファンクルは今でも聴いているよ

 

 

で、織田裕二である

織田裕二といえば『踊る大捜査線』(1997年)も代表作といえるだろう

俺も観てたよ

でも、映画化はいただけなかったな、と思っている

それでも1作でやめときゃよかったのに、その2作目以降は何だか大作感が出ちゃって、それまでの、いい意味での「チンケさ」が無くなった気がして

それは今の『相棒』映画にも言えるんだけど

ま、これは俺の個人的好みだから、気にしないで、なんてもう遅いかな…

 

 

で、織田裕二である

何と言っても俺の中の、織田裕二の代表作は『お金がない!』(1994年)だ

亡き親の残した多額の借金を抱えた貧乏な主人公織田裕二が幼いふたりの弟たちと、借金取りに追われながらの七転八倒の日々、そして奇跡だらけのサクセスストーリー

共演の財前直見と東幹久も良かった(ひょっとして俺の東幹久贔屓はここからかもしれない)

あまりの面白さに翌週が待ち遠しいくらいだった

 

また観たいなあ

DVDのレンタルもあった

映像、古いんだろうなあ

 

 

  

OVER THE TROUBLE

そして主題歌、織田裕二が歌う「Over the Trouble」

 

 

 

 

俺は昔、小田急線の新百合ヶ丘駅と柿生(かきお)駅の中間あたりに数年住んでいたことがある

その頃の新百合ケ丘はまだ新興住宅地として、ほとんどが工事中であり、かろうじて広い道路が整備されていただけだった

 

急行が停まるので、駅は新百合ケ丘を利用していたが、買い物は柿生駅周辺でしていた

柿生駅桐蔭学園高校の生徒が利用していて、登下校の時間はそこの生徒がわんさかいた

ちょこちょこっとした店が並ぶ、ちいさな町って感じだったけど、思い出深い

今はどうなっているんだろう

 

なんでそんな話をするかというと、織田裕二はその桐蔭の出身なのだ

時期的に、あのわんさかいた高校生の中に織田裕二はいたにちがいない、きっと*1

僅かながらとはいえ、同じ時間と同じ空気を共有したんだな、と思うと感慨深いねぇ

ああ懐かしい

 

(敬称略)

*1:ただし柿生駅を利用していたかどうかは不明