ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

つぶれるまで 17:続く給料遅配と重要人物の退社

性懲りも無く、なんて言うと何だかコミカルな感じがするので、言葉の選択としては不本意だが、まあ兎に角ウチの社長はまたしても、社員の給料より取引先への支払いを優先してしまった

 

さっそく社長に電話をかけ、恫喝してやった

社員の給料に手を付けるってどういう事ですか、我々の生活を軽く考えてもらっては困ります、と

そしたら、軽くなど考えていない、なんてキレ気味で言いやがったよ、あのジジイ

 

で結局、明後日までには給料を振り込むとの返事をもらった

金があるならさっさと振り込めよと思ったが、ひょつとしたらその場しのぎの嘘かもしれないな…

 

何て思ってたら案の定、もう少し待ってほしいとの事だ

そりゃそうだ、金なんかありゃしないのだ

だから社員を優先しろ、と言ってるんだよな、ずっと前から

 

金策なんか全然考えず、どうにかなると思い込んで、今まで何もしてこなかったのだ

今回も何もせず、病院へ行くと言い残して姿を現さない

笑うしかないな

 

 

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と、まあそんな状況の我が社ではあるが、給料の他にもショッキングな事があった

販促兼総務、更に社長秘書的な仕事もしていたNさん(女性)が、先月いっぱいで退社してしまったのだ

本部にいて、社長の過ちや愚策に対して直接ツッコミを入れ、遠慮なく叱責できる人だったのでこれは痛い

 

彼女は三代目バカ息子に見込まれて、15年ほど前に入社してきた、得体の知れない人物である

会社の内情をダークサイドも含めて、現社長の次に一番よく知っている人であったので、非常に頼りになる人物であった

ただ、今回の突然の退社も含め、最後まで得体の知れないところがあったが

 

 

それでも引き継ぎも兼ねて、暫くは事務処理の手伝いをしてくれるそうだ

今回の給料遅配の連絡をくれたのもNさんである(社長は最初逃げていたも同然だった)

 

近い将来、遂に会社がツブれた時には、いろいろ面倒な事務処理などがあるが、それらの作業は最後までキチンとやりますよ、と心強い事を言ってくれた(だって他にもういないから)

俺自身、彼女に対していろいろ思うところが無い訳ではないが、お願いできるところは引き続きお願いしたいと思っている

 

 

いよいよ会社の最期がリアルに見えて来た

なかなか終わりの時は来ないが、確実にその時は近づいている

大きなストレスを感じつつも、残りの日々を有意義に過ごしたい

…なんていつも同じ事言ってるな

 

給料は来週頭に入れると言っていたが、果たして…