ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

倒産(つぶれる)まで 7

社長が金策に走らない

そりゃあ確かに、潰れると分かってる会社の為に金集めたところで被害が大きくなるばかりだというのは分かる
しかし最低限のお金は作って貰いたい
もちろん我々従業員の給料分は当然だが、このままでは客にも迷惑がかかってしまうからだ
こんな事を言っては何だが、取引先に迷惑がかかるのは仕方ないにせよ、客までも犠牲にする事だけは避けなければならない
 
先日の会議では、皆で社長にこの事を力説したのだが、どうしても伝わらない
八十過ぎという年齢的な事情もあって借金は難しいようだが、そんな事は理由にならず、とにかくすぐにでもどうにかしなければならない支払いがあるのだ
 
最後は「俺たちの給料には簡単に手を付けられたのに、なぜ自分の貯金や年金には手を付けられないのか」などと攻め立て、社長自身のクレジットカード等を利用して、必要な分の半分くらいは作ることができた
しかし残りはどうするのか、今のところは何もしていないらしい(現金売上をそちらに回すんだろうけどね)
恐らく、あらゆるものを犠牲にしながら、何を言われても耐え続け、とにかくギリギリまで倒産を先延ばしにするつもりなのだろう
 
まさかここまで無責任な人間だとは思わなかったが、これも俺たちの甘さになるのだろうか、虚しい限りだ
ま、今更そんな事を悔やんだところでどうなるものでもなく、あれやこれやで我が社のXデーは1月末か2月頭になりそうである
 
だから、この倒産ドキュメントもあと数回で終わりになるだろう…たぶん
このネタは、苦労して書き上げたところでカタルシスが得られる訳でもないから、何だか考える事すら億劫なのだが、しかし、まだ書いておきたいネタがあるので、頑張って続けて行くつもりだ
それにいざ倒産してしまうと、きっとどうでも良くなってしまうだろうから
 

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と、言いながら今回もゆるく中間報告で…
 
相変わらず俺は片道1時間だの1時間半だのいう勤務地まで毎日通っている
生活のリズムはかなり変わってしまって、今だこのテンポに慣れていない〜年齢的なものなのか?
例えば、俺は早起きして本を読む習慣だったが、それができなくなって少しだけストレスを感じている〜だからといって5時起きはしたくないけどね
帰宅時間も当然遅くなり、晩飯食って少しボンヤリしているともう、布団に入らなければいけない様な気がしてくる
事ほど左様に、家で過ごす時間が落ち着かない毎日が続いている〜と言うか要するに慣れる事ができないでいる
だが、一般的なサラリーマンによくある様なハードな生活ではない事を自覚すれば、以前より音楽を聴く時間がかなり増えたりもしているなど、むしろトントンと捉えるべきかもしれない
 
 
…いや実は、トントンどころか結構なメリットというか、はっきりと言ってしまうと「甘い汁」を吸う事になった
まず、極端に増えた通勤時間は会社都合という事で、俺の勤務時間としてカウントされているため、給料が万単位で増えている
小売店である我が社は、基本的に残業代による小遣い稼ぎなど不可能なので、僅かとはいえ、この「昇給」は低所得家庭にとっては大助かりなのだ
そして通勤には会社の車を使っているから、自分の車を使うことはほとんど無く、よってガソリン代が4分の1くらいにまで減るというオマケまで付いてきた
 
そんな訳で我が社は決してブラック企業などではないという事は強調しておく
ただ、経営者がクソの様な連中だったせいで、もうじき倒産するでしょう、というだけの事だ
 
 
そんなこんなで今や俺も、これまでの経営者や役員たちの様に、ようやく「甘い汁」らしきものを吸える身分になったのだ
まあ、いいじゃないか、不正じゃないんだし、そこは堂々と吸わせてもらおうじゃないか
でも会社には、毎日疲れてるフリをしているけどね、それ大事だよね、やっぱり