ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

今年のゴールデンウィークの買い物報告ほか

俺がゴールデンウィークをいかに過ごしたのかと言うと… 小売店勤めという関係で、GWは基本的に仕事だ と言っても年々ヒマになってきているので、ここ数年はこんな時期でも休みを入れている 今年の俺はなんと5月2日、3日の連休だった とは言っても妻は仕事、…

ボクワ、オンガクカ

高校2年の冬休み、自作曲をひとりで10日くらいかけて多重録音した 自作曲といっても、好きな女の子に向けたラヴソングなどではなく、当時熱中していたYMOやPILやイーノ&バーン辺りに(よく言えば)影響を受けた、実験音楽風の作品で、6曲録音した それまで…

エゲツない話

松尾剛次『破戒と男色の仏教史』を読んで 本のタイトルから、「あ~、そっちの話か」とお思いになるかもしれませんが、違います 仏弟子として釈迦の悟りの境地を得るには、規則である戒律を守らねばならないワケだが、いつしか日本仏教ではその戒律が破られ…

尾籠な話

先日、『落窪物語』を読んだ 平安時代の「小説」で、その成立は『源氏物語』より古いとされている 作者は源順(みなもとのしたごう)という三十六歌仙の一人だそうだ 原文ではなく、小島政二郎の現代語訳で読んだので苦労はしなかった 現在は田辺聖子の翻案…

フローベール『三つの物語』いろいろ

最近はあまり見かけなくなったが、ブックオフにはよく世界文学全集が並んでいたものだ 殆どが箱入りのキレイなもので、しかも100円200円位だから、これだと思うものは悩まずに買うようにしている 大きくて場所を取るし、買っても果たして読むのかな、なんて…

整形の是非 あるいは容貌について

美容整形については、概ね皆さん肯定的なようだ それで心が救われるなら、といったやや消極的な理由みたいだけど、本人がいいならどうぞご自由に、といったところだろうか そりゃそうだ、俺も同じ意見だ 田舎に住んでいるので、いかにも整形したって感じの人…

アンドレ・ジッド 『コリドン』の読了記念に

アンドレ・ジッド(ジイド)の『コリドン』を読んだ なんとこの本、昭和9年発行である 俺が持ってる本では一番古い 横書きは右からになっている 余談ながら、いつ頃から現在の「左から横書き」に落ち着いたのだろうか そもそも何でまた、「右から横書き」だ…

日本語表記の不安定さを味わう

外国語の日本語表記は難しい というより、本来そもそも不可能である だから、その表記が定着するまで何年も要する訳だが、その不安定さは何故だか俺の野次馬根性を微妙に刺激する 代表的な例としては、何と言ってもドイツの文豪ゲーテ*1だろう 今でこそ「ゲ…

こんなの読んでていいのかしらん あるいは好色文学叢書「ロマン文庫」の思い出

この前、新刊を販売する普通の書店に立ち寄った時に、蓮實重彦(はすみしげひこ)の小説、『伯爵夫人』が文庫になっているのを知った この作品、2006年に三島由紀夫賞を受賞した際、作者の弁が少し話題となったのは覚えていた ま、別に読むつもりも無かった…

新年早々のお買い物

新春ブックオフでのお買い物 なにもブックオフの宣伝みたいな事をしなくてもよさそうなものではあるが、今となっては俺の数少ない楽しみのひとつになっているので、ご勘弁願おう(タイトルからは外したよ) 新春早々、初売りでつい調子こいてしまった(一度…

ちょっとオカルト談義でも

先日、勤務中にパートさんと会話していたときの事 その人、前世や輪廻をどこかで信じているというのだ なるほどね、以前そんなテレビ番組もあったし、結構そんな事言う人いるね かの『源氏物語』なんかでは、何かっつうと「前世」だのなんだの言ってて、当時…

缶詰の中の世界

缶詰というものは、何か俺に強く訴えかけてくる形式の食べ物だ いや、実はあんまり食べることはないけど それでもよく口にする機会が多いのは、ツナとか赤貝とか焼き鳥とかサンマの蒲焼あたりの、ポピュラーどころかな たまには貰いものでカニなんてのも 最…

もやもやなるままにひぐらし

ここ最近はいろいろ盛り沢山で、心がモヤモヤしている 会社のこと、将来のこと、子どもの受験のこと… 今日は、家から車で1時間半ほど離れた店舗での勤務だ ここでは基本ワンオペでOK、というくらいに忙しくないので、いつも本を3冊くらいは持ってくる 持って…

小春日和をめぐって

小春日和の「小春」とは、だいたい旧暦の10月頃を指す言葉だそうだ だから新暦だと11月から12月辺りの期間となり、冬の季語にもなっているとの事 テレビでやってたのをたまたま見て知った 漠然と秋、新暦で10月頃か、せいぜい11月くらいだと思っていたのだ …

ここ最近の買い物 ブックオフ巡りの成果

何度も書いてることだが、俺の休日はブックオフ巡りと決まっている 基本的には、本で100~200円、CDは500円を上限と決めている そして車で聴く音楽ばかりか読む本でも、「最近ブックオフで買ったもの」に左右されてしまう 現在読んでいる円地文子『源氏物語…

ご注意願います、女人禁制のオゲレツな考察です

先日、職場の30代女性社員との雑談中、以下のような話を熱く語った このご時世、女性を相手の下ネタは最早セクハラとして御法度だが、しかし男の下ネタが必ずしも性欲まみれである訳ではなく、それどころか極めて観念的な場合が多いほどで、むしろ女性の性的…

黄金のリレー ハロウィンからクリスマスへ

ようやく終わった、ハロウィン プレゼントのイベントじゃないから、俺の仕事には全く関係ないが 仮装にしたって、俺の住んでる田舎じゃ小さな子供くらいしかしていないから、渋谷の騒ぎは一体何なのか意味不明だ いい年して、あいつら何をしてるんだ、と毎年…

ZOZO前澤社長とレーモン・ルーセル

最近ZOZOTOWNの前澤友作代表取締役社長が、何かと話題を振り撒いている 俺はZOZOで買い物なんかしたことがないばかりか、この間まではゾゾもメルカリもモンストも区別がつかなかった男であるが、前澤社長のここ最近の話題をネットやテレビで見て、ゆくりなく…

書店のブックカバーに想う

新品の本を買う時、店員さんに 「ブックカバーはお付けになりますか」 と訊ねられると、 「袋でいいです」 と答える それが書店側にとって良いのか悪いのかは分からないが ブックカバーが掛けられてしまうと、後で何の本だったのかが分かりにくくなるからだ …

涙の理由は平成最後の夏とは無関係で恐縮です

大岡昇平『証言その時々』を買ったのは今年の1月で読んだのが6月頃 タイトル通り、その時々に新聞や雑誌に発表した雑文集 1937年4月の『文學界』に載ったものからスタートして1986年8月『読売新聞』掲載分まで、ついでに「あとがき」の1987年6月まで強引にカ…

明智光秀の子ども向け伝記がある

例によってブックオフを冷やかしていたら、講談社の子ども向け伝記シリーズの中に明智光秀の巻(浜野卓也著)を発見、驚いた 明智光秀って織田信長を裏切った男として有名な訳だから、偉人伝のシリーズに取り上げられるのには少し違和感がある、と思ったのだ…

遺伝偏重の考え方に対して

知的能力も含めて多くの能力が遺伝する、つまり遺伝でほとんどが決まるから努力はあまり意味が無い、というような事を書いた本が今話題となっているという その本の事は知っていたが手に取った事が無かったから、ざっと立読みしてきた でも所詮立読みの斜め…

かわぐつとじどうしゃ ドレミファブックの思い出

世界文化社から出ていた『ドレミファブック』という、レコード付き絵本をご存知だろうか 調べたところによると昭和44年出版のようだ(当時俺は四歳だったということになる) 全21巻、レコードA面に童謡、B面に童話を収録 俺はこの『ドレミファブック』によ…

大岡昇平と堀辰雄

中央公論社「世界の文学」第9巻、スタンダール『パルムの僧院』の月報で、深田久弥が「『パルムの僧院』の一場面」と題して、訳者である大岡昇平に絡めた一文を寄せている それによると深田のフランス語の先生は二人いるという 一人は堀辰雄、もう一人は大岡…

人には人のノスタルジー

最近は仕事の絡みもあって月に3回くらいは実家に帰る そして夜の8時半頃に実家を出て、車で1時間程かけて現在の住まいに戻るのだが、その際いつも少し遠回りになる出身小学校の近くを通って帰る そこはひっそりとして、時間が時間だからほとんど真っ暗な…

無気力な精神状態時の個人的な対処法あれこれ

どうも七月に入った辺りから、何事に対してもやる気がおきないというか、全体的にモチベーションが上がらない 夏バテとも違う 十代の頃から、自分でもどうしたらいいのか分からないくらいの無気力に襲われることがよくあり、鬱病ではなかろうかと本屋へ調べ…

ナイアガラへの旅

最近は大瀧詠一を繰り返し聴いていた とは言っても『Best Always』というベスト盤なので、大瀧塾の門前でウロウロしている状態に過ぎないが ミリオンを記録した大ヒットアルバム『ア・ロング・ヴァケーション』の曲は何となく大体知っていたけどそれきりだっ…

バブルだけではない1980年代の貴重な証言

香山リカ2008年刊行の『ポケットは80年代がいっぱい』をようやく入手した 現在絶版だからレア本だって訳じゃないだろうけども、なかなか安く出ていなかった ご存知、香山リカは精神科医で、沢山の著作があり、またテレビのコメンテイターとしても活躍してい…

反時代的妄言(謙虚に)

東京都独自の受動喫煙防止条例案が可決・成立した 国の規制よりも厳しい内容だそうだが、タバコを吸わず、東京在住でもない俺にしてみれば、さしあたりどうでもいい事だ タバコを嫌う人は、煙がぽわ〜んと臭ってくるのも嫌だろうから、どんなに規制を厳しく…

坂本龍一と Miles Davis "Quiet Nights"

マイルス・デイヴィスがギル・エヴァンスと共作した Quiet Nights (1962) が500円だったので購入した 有名なジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスなんて人がいるので紛らわしいが、ギルの方も同じくピアニストで、また兼アレンジャーである(実はなんと、ビ…