ぱらの通信

思い付きと思い込みの重い雑感集

辰年に因んで 龍(竜)・Dragon

2月にもなって何ですが、今年は辰年 そこで辰(龍、ドラゴン)にまつわる個人的エトセトラを書いていこう 実はこれ昨年末に思いついたネタだったんだけど、やっと今になって完成した(させた)ものだ まずは辰年生まれの有名人といえば、我が永遠のアイドル…

最近の余暇の過ごし方

現在の俺の一日の仕事に関わる時間は約14時間であり、帰宅して夕飯と風呂を済ませるとすぐに就寝 朝4時半に起きて夜8時過ぎに帰宅する生活は誠に味気ないものだ これは身から出た錆と受け入れねばなるまい…いや、本当にそうか? まあそれはともかくとして、…

自宅待機物語

遂に我が家にもコロナがやって来た 妻が何処からか貰って来たのだ 濃厚接触者である我々家族は7日間の自宅待機となってしまった 妻は寝室で隔離なので、俺は居間に布団を持って来てほとんど万年床状態 おかげで一日中ゴロゴロしている こんなに怠けるのも久…

失われた古書を求めて

相変わらず休みの日はブックオフだ まあ買ったり買わなかったり でも買うのは100円の文庫本がほとんど ブックオフに通い始めて何年になるだろう 20年くらいか 昔ながらの古書店もよく行ったものだが、今はそちらはネットを通してのお付き合いがほとんどとな…

子供に読ませてはいけない『フランダースの犬』

ウィーダ『フランダースの犬』を読んだ 翻訳は村岡花子の新潮文庫 もちろん(と言っていいのかは知らないが)、どんな話なのかは知っていた 小学生の頃にテレビアニメで観ていたから うろ覚えながら、概ねアニメ版は原作通りのようだった ただ原作はアニメに…

個人的どうでもいい話からちょっとしたゴシップへ

今読んでいる本の話 個人的なところでちょっと面白い事に気づいた しょうも無い話で恐縮ではありますが で、現在読んでるのはこの3冊 別に難解だとか激レアだとかいう本を読んでる訳じゃありません まずは画像をご覧ください 長谷川眞理子『進化とはなんだろ…

環境が変わっても変わらない生活

転職してもうすぐで1ヶ月 まだ1ヶ月かという気もして、なんだか不思議 今のところ順調だが、まだ判断は早いのでそれに関しては書かない ただ心の余裕のようなものが出てきたのはここ数日 覚えなければならない事もあるし、何だか落ち着かなかった でも今でも…

みなし児のバラード

先日『神が愛した天才数学者たち』(吉永良正)を、とても面白く読んだ タレス、ピタゴラスから始まってガロアまで約30名の数学者列伝 数式はすっ飛ばして読んだけど 数学者っていうのは、例えば文学者などとは違って、生い立ちはあまり重要ではないだろう …

まだまだリハビリ中

前回とほとんど同じようなタイトルってどうなんだろうか あ〜これ読んだな、なんて飛ばされちゃうかもしれない ま、でも辛気臭い内容だから、それはそれでいいのかもしれない そんなワケで俺はまだリハビリ中なのだ 心は100%の回復状態になっていない(100%…

ただいまリハビリ中

そろそろブログを更新したいな、と思っているのになかなかできないでいる ネタが無いというのでもない ネタなんか無くたっていくらでも書けるワケだし 結局そこはモチベーションと誠意の問題なのかとは思う いや「誠意」なんて言うと大袈裟だが、自意識との…

モドキの話

動植物の名前に「モドキ」とついているのがいる ただ単に似てるからってのもあるだろうけど、虫だと生存のためだったりもする 動植物の進化の神秘 でも植物だと「本物」を知っていないと、「モドキ」と言われてもピンと来ない 調べてみると「モドキ」と付く…

鳥よ、鳥よ

今、野鳥が流行っているのだろうか 愛読しているブログで、おふたりの方が立て続けに野鳥を扱っていたのだ そう、そして俺も数年前から野鳥を見るのがナゼだか好きになった 野鳥と言っても、大自然の中で双眼鏡を使って、なんていう本格的なものではない ス…

今夜、何処かへ

シェイクスピアの命日は西暦1616年の本日4月23日 それで生年はというと1564年だから、おそらく享年52 誕生日も本日の4月23日であろうとされている(諸説あり) 日本では戦国時代と呼ばれる時代、室町幕府が末期状態にあった頃から江戸時代に入って、大坂夏の…

キラキラネーム・フォーエヴァー

読みにくい名前が増えてしまい、遂には生徒名簿の全員に振り仮名をするようになっている(どこの学校でもなのかは知らない) いわゆるキラキラネーム増加で、一般的な普通の名前ですら読み方をつい考えすぎてしまったりしてしまうのは変な感じだが面白い と…

新年の買い物発表2020

安いからといって、いつ読むのかも分からない本を次々と買うのはやめよう、と去年決心していた そのためにはまず第一にそんな中古ショップには行かないようするべき、と決意したのだが、何しろ大して行く所などない田舎暮らし、結局はそちらに足が向く ああ…

ウルサイ連中に注意

先日『基礎からわかる漢文』を購入 完全に「ジャケ買い」だった 昭和の参考書感が、俺のノスタルジアを刺激した 更にその日はブックオフで『漢詩入門』なんてものも110円で購入 いよいよ俺にも、あの「白髪三千丈」の世界に突入する時が来たのか ただ改めて…

今でしょ

林修先生の言葉「いつやるか、今でしょ」 何事もこれに尽きるんじゃなかろうか いや、何をどうやってやるんだよ、という人もいるだろう 知るか そんなの自分で考えろよ という訳で何にせよ、やるのは常に「今」でなければならない 特別な言葉でも何でもない…

なぜ『二十四の瞳』と『時効警察』が一緒に

壺井栄の昭和27年発表『二十四の瞳』を読んだ 子供向けの反戦文学という事以外どんな話なのかも知らなかった 映画化やテレビドラマ化もされているが観た事はない 時は昭和初め、ところは瀬戸内の小さな島 洋服を着て自転車に乗ったハイカラな新米教師、大石…

民さんは野菊のような人だ

伊藤左千夫の『野菊の墓』を読んだ 何度か映画化されているが観たことはない タイトルからしてどんな物語であろうかは想像がついていたが、興味を感じたことはなかった そもそも悲しい物語なんかごめんだ しかし俺ももう50代半ば こういう古典的名作を、趣味…

読書の秋に本の本

本は月に10冊読めたり読めなかったり もちろん何を読むかによっても違ってくるし、心の余裕の問題にも左右される 何冊読もうなんていう目標は設定していないし、本の虫でもないので読書時間を今以上増やそうとも思っていない ま、たいしたものを読んでる訳で…

9月の追悼集

これをシリーズ化するつもりは全くないけれども、今月はどうした訳か個人的に気になっていた人たちの訃報が立て続けにあったので書いてみることにした まずはリック・オケイセック カーズ(The Cars)というアメリカのニューウェイヴ・バンドの中心人物で、…

立ち読みはいいものですよ

たまたま俺が休みの日、中1の娘が部活休みだという事で早く帰宅してきた すると、駅前にある古着屋が今月で閉店するから行きたいという じゃあ車で連れていくか、となった 俺は俺で、その近くにある大きな本屋で立ち読みしようかな、と思った次第だ 若い頃は…

80年代のDavid Bowie

先日実家に帰った時、物書き小屋に昔買った雑誌「宝島」と「フールズ・メイト」が一冊ずつ埃にまみれて落ちているのを発見(何故そんなところに落ちていたのかは不明) 手に取ってみると、それぞれ1983年(昭和58年)と1984年(昭和59年)の発行 どちらにも…

最近買った掘り出し物を自慢気に見せびらかすことをしてみよう

ブックオフにて我が目を疑う程の掘り出し物を購入した まずはCDから ご覧のように、俺が住む地域のブックオフでは滅多にお目にかかれないラインナップに興奮(ひょっとしてどこの地域も同じようなものかもしれないが) 取り敢えず上の4枚を即購入した 全て1…

ボードレールと町田の古書店

ボードレールが好きだ デヴィッド・ボウイやYMOや江川卓や藤子不二雄(AとFの区別はしない)や仮面ライダーやウルトラマンやウルトラセブンや特捜最前線や…調子に乗ってもっと続けたいけどこの辺で我慢しておいて、要するにそれらが好きなように好きだ ま、…

今年のゴールデンウィークの買い物報告ほか

俺がゴールデンウィークをいかに過ごしたのかと言うと… 小売店勤めという関係で、GWは基本的に仕事だ と言っても年々ヒマになってきているので、ここ数年はこんな時期でも休みを入れている 今年の俺はなんと5月2日、3日の連休だった とは言っても妻は仕事、…

ボクワ、オンガクカ

高校2年の冬休み、自作曲をひとりで10日くらいかけて多重録音した 自作曲といっても、好きな女の子に向けたラヴソングなどではなく、当時熱中していたYMOやPILやイーノ&バーン辺りに(よく言えば)影響を受けた、実験音楽風の作品で、6曲録音した それまで…

エゲツない話

松尾剛次『破戒と男色の仏教史』を読んで 本のタイトルから、「あ~、そっちの話か」とお思いになるかもしれませんが、違います 仏弟子として釈迦の悟りの境地を得るには、規則である戒律を守らねばならないワケだが、いつしか日本仏教ではその戒律が破られ…

尾籠な話

先日、『落窪物語』を読んだ 平安時代の「小説」で、その成立は『源氏物語』より古いとされている 作者は源順(みなもとのしたごう)という三十六歌仙の一人だそうだ 原文ではなく、小島政二郎の現代語訳で読んだので苦労はしなかった 現在は田辺聖子の翻案…

フローベール『三つの物語』いろいろ

最近はあまり見かけなくなったが、ブックオフにはよく世界文学全集が並んでいたものだ 殆どが箱入りのキレイなもので、しかも100円200円位だから、これだと思うものは悩まずに買うようにしている 大きくて場所を取るし、買っても果たして読むのかな、なんて…